重ね塗り自在、クレパス誕生秘話 大正デモクラシーと縁 by sekaishi1 · 2018年8月26日 画用紙にありったけの色で下地を塗って、上から黒色で塗り重ねる。それをクギでひっかくと華やかな花火になった。そんな描き方はクレパスならではと思う。子どものころに描いた記憶がある人も多いだろう。クレパスが大阪で生まれた画材だったと知り、メーカーのサクラクレパス(大阪市中央区)を訪ねた。 「大阪でクレパスが誕生したのも、好条件がそろっていたからでしょう」。主任学芸員の清水靖子さんが、クレパスの特徴から誕生までの経緯を説明してくれた シェアする